Information

InstagramとTwitterで過去作品紹介を始めて、基本的に毎日更新中です。
ひとまずご紹介出来るものが640点あるので、次の個展までの架け橋にしてゆけたらと思います。
Blogは新しいお知らせがあるときに更新予定です。

■Instagram(作品を中心に今日のひとことを添えて)
https://www.instagram.com/maya_ishii_/

■Twitter(短い言葉と作品のかけらたち)
https://twitter.com/Maya_Ishii

■facebook(4日に一度くらいのペースで上記紹介のまとめの更新) http://www.facebook.com/mayaishii

展覧会・その他活動情報

八千代松陰高校にて、個展の案内状に使った作品と他1点の計2点が
収蔵・展示されることになりました。
学校のウェブサイトで、美術部を訪問させて頂いたときのことを記事にして頂いています。
八千代松陰高校ウェブサイト 美術部 2017/10/25の記事

2017年9月8日(金)〜22日(金)Gallery Suchiでの個展は無事終了致しました。
石居麻耶展 −翼を持つものたち−
​Gallery Suchi(株式会社 ギャラリー須知
火ー土曜日 11:00ー19:00 (休廊=日•月•祝日)
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町2-17-13 第二井上ビル2F
2F, Dai-Ni Inoue Bldg, 2-17-13 Nihonbashi-kayabacho,
Chuo-ku Tokyo, 103-0025 Japan
tel / fax 03-6661-6393
http://www.gallerysuchi.com
e-mail: info@gallerysuchi.com

進捗状況
次回個展に向けての作品を日々制作中です。
(2019年以降の予定)

はらだみずきさんの『風の声が聞こえるか サッカーボーイズU-17』
(KADOKAWA)の表紙挿画を担当致しました。

イラスト・本の表紙装画等の制作は個展作品と並行して制作しております。
恐縮ですが、早め(2か月くらい前)にご連絡頂けますと助かります。
ご依頼に誠実に答えて制作出来るようにと思っておりますが、
個展等展覧会のスケジュールによっては、
対応が難しいときもあることをご了承下さい。
作品の雰囲気はMAYA ISHII's websiteでご確認頂ければ幸いです。
過去の仕事の作品も掲載しておりますので、よろしくお願い致します。
既存の作品の使用につきましても、
まずはメールにてご連絡よろしくお願い致します。

2008年06月26日

森博嗣 『スカイ・イクリプス』の空


森博嗣さんの『スカイ・クロラ』シリーズは
その作品世界のイメージを
そのまま結晶化した美しさが
装幀に表れていて、
心にも澄み渡る空を作り出す気がします。

ただ単純にそういうイメージが浮かぶ、というだけではなくて
”心の中に確かにそういう空間を作り出す”というような。

雲の上はいつも晴れていて、青空が広がっている。
このシリーズを読んでいると
不意にあらためて思うことがあります。
そういう場所があるということを。

『スカイ・イクリプス』の空は
とても好きな空の色。



『スカイ・クロラ』シリーズを読むと
いつも「この感覚はいったい何だったのだろう」という
不思議な余韻を感じます。

掴めるような、掴めないような。
見えるような、見えないような。
知っているような、知らないような。

『スカイ・イクリプス』を読んだあとに残ったのは
巡り巡る透明な余韻。

飛び立つ飛行機を見届けたあとの気持ちを
思い出したりもしながら。
posted by mayaishii at 17:30| Comment(2) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月26日

中村航 『あなたがここにいて欲しい』


もしも、かけがえのない日々と
近くて遠い、遠くて近い、そんなふうに心に残るものが存在するならば。

いつからなのかよく分かりませんが、
気が向いたときに、その日思い浮かんだ単語、その日に気になる言葉を
パソコンで検索するのが習慣になっています。
同じ言葉のいろいろな使われ方を知ろうとする感覚は、
図書館でたくさんの本の中から見知らぬ本を手にするときのような、
期待と共感と驚きを求める感覚に近いのかなとも思います。

ある日私は、こういう言葉を検索していました。
”あなたがここにいてほしい”

そのときでした。
ピンク・フロイドの「あなたがここにいてほしい」という曲と
中村航さんの『あなたがここにいて欲しい』という本があることを知ったのは。
そこでいつもなら、ブックマークするだけ、ということが多いのですが、
このときは違っていて、この本を読みたい、と思いました。

例えば、CDのジャケ買いのような感じで、
言葉に惹かれて何かを買うことがあります。
本の場合は、タイトル買い。

それで『あなたがここにいて欲しい』は
タイトル買いをして手元に持ってはいたのですが、
丁寧に読みたい本だという直感があり、
しばらく未読のままでいたのです。

それから、ちょっとしたきっかけがありました。
先日、書評を書いている方から届いたメールの中で
『あなたがここにいて欲しい』が紹介されていたのです。

私はまるで落としものを探しに行くように、本棚に目を向けていました。
本当に探していたものと向き合いたいと思って。

読みました。

本当に読んで良かったと思えている一冊です。
大切にしたいことを見つけた気がしています。
読み終えた後も、
大切にし続けたいことが
自分の心の中からも見えてきたように思えています。

この本は確実に私にとって大切な一冊です。
posted by mayaishii at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月11日

気がつくと繰り返し読んだり、思い出すことのある本・作品


繰り返し読んだり、思い出すことのある本や作品について、ときどき考えたりします。
子供の頃に読んだ本を、何となく思い出すことも。
また増えたり、変わったりすることもあると思います。


気がつくと繰り返し読んだり、思い出すことのある本・作品(順不同)

■小林秀雄 『美を求める心』『無常ということ』『Xへの手紙』『ゴッホの手紙』
■茂木健一郎 『脳と仮想』
■ウィリアム・サローヤン 『パパ・ユーアクレイジー』
■村上春樹 『街と、その不確かな壁』『遠い太鼓』
        『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『アフターダーク』
■夏目漱石 『こころ』『硝子戸の中』
■宮沢賢治 『春と修羅』『シグナルとシグナレス』『ツェねずみ』『クンねずみ』
■サン・テグジュペリ 『星の王子さま』『人間の土地』
■安部公房 『赤い繭』『カーブの向う・ユープケッチャ』
■森博嗣 『スカイ・クロラ』シリーズ 『アイソパラメトリック』
       『迷宮百年の睡魔』『女王の百年密室』
■石原吉郎 『石原吉郎詩集』『続・石原吉郎詩集』
■クラフト・エヴィング商會 『クラウド・コレクター』
■ミヒャエル・エンデ 『モモ』
■アーシュラ・K・ル=グウィン 『ゲド戦記』
■ウォーレス・スティーヴンズ 『場所のない描写 : ウォーレス・スティーヴンズ詩集』
■ライナー・マリア・リルケ 『若き詩人への手紙』
■レイモンド・カーヴァー 『水と水とが出会うところ』
■江戸川乱歩 『心理試験』
■埴谷雄高 『不合理ゆえに吾信ず』
■浜 たかや 『宇宙人の地球日記』
■斉藤 洋 『ルドルフとイッパイアッテナ』
■オトフリート=プロイスラー 『大どろぼうホッツェンプロッツ』
posted by mayaishii at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月03日

村上春樹 『アフターダーク』と「ファイブスポット・アフターダーク」


静かな道路から見上げた、光と、始まり。

ジャズはほとんど聴くこともなかった私が、
CDを貸してもらって以来、繰り返し聴いているうちに好きになった曲が
Bill Evans Trioの「Waltz For Debby (Live)」
そういうこともあってか、Curtis Fullerの『BLUES ette』に収録されている
「Five Spot After Dark」も気になったので、聴いてみました。
『アフターダーク』(村上春樹)で印象的に登場している曲です。

『アフターダーク』には、
壁を乗り越えるかすかな希望の光があるような気がします。
そこにはいつでも”これから”があって、物語の始まりがある。
そういう雰囲気が好きなのかもしれません。
白黒はっきりしない、はっきりと分けられない何かの中で、
明確になりつつあるものを見つけるというような。
闇の中から浮かび上がる光。
0か1かの社会で見落としてしまいがちな何か。
posted by mayaishii at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月28日

村上春樹 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』


『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』に限った話ではありませんが
本の装丁で本の印象というのは変わるので
同じ本でも装画の違うものを揃えたくなったり、
装画によって本との出合いのきっかけが出来たりするのは、
興味深いことに思えたりします。

私が先日古本屋で見つけた『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は
上巻が蛍光ピンクで、下巻が蛍光グリーン。司修さんの装丁のものです。
別の新しい装丁の本は既に持っていて、この作品は繰り返し読んでいました。
古いカバーが気になっていて探していたのです。
上・下巻揃っているのを見つけて、自分の中で鮮明になったことがありました。

何かがつながりそうな気がする。
違うようですぐ隣にあるような。

「森」で現実を。「翼」で理想と夢を。
同じようで少し違う世界を、
違うけれど同じような言葉で語っているという感じ。

壁の向こうへと抜け出さなくてはと思う。
失うことによって取り戻すものがあり、
描かずにはいられないイメージがある。
幻想だとしても。
印象に残るのは、最後の章。

古い装丁の表紙を見て、言葉にならなかったものが
いくつか言葉になりました。
そうやってこの世界を離れたところから見ることが出来るようになったのも、
ひとつの「世界の終り」でしょうか。

実はこの作品の原型である『街と、その不確かな壁』という作品を
気に入っていたりもします。
未完成と完成のあいだのような部分が
想像の余地を残してくれているからかもしれません。
posted by mayaishii at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする